みぎわ会の理念


理事長 來住 壽一

親しまれ、愛される会ヘ

去る6月17日開催の理事会で理事長に選任されました來住です。伝統ある『みぎわ会』の理事長ですので、責任重大で身が引き締まる思いでいます。振り返ると『みぎわ会』は、昭和43年に設立され、翌44年には兵庫県下初の民間の特別養護老人ホームとして『みぎわ園』が開設されています。再来年には、会設立から半世紀を迎えます。この間、歴代理事長をはじめ役員の皆さんの優れた施設運営の理念と手腕、そして、日々職務に専念してきた職員の努力によって、多くの方から信頼される『みぎわ会』に成長することができたと、私は考えております。今後も、利用者とそのご家族の方々、地域の皆様方と心が通い合う運営に努め、更に親しまれ愛される会になりますよう精進してまいりたいと意を新たにしております。皆様には、温かいご指導を賜りますようお願いいたします。 

平成29年 7月 1日


倫理要綱

社会福祉法人みぎわ会は、社会福祉事業法に基づき、公益法人として『1968年12月23日』に設立された。創設者のキリスト信仰に根ざした『奉仕と隣人愛』がその基本理念である。みぎわ会の法人役員及び職員は、法人の公共性と倫理性を自覚すると同時に、民間社会福祉事業の持つ『先駆性』『柔軟性』を尊重し、事業を通じて『神と人に仕える』創立精神を失わず、地域社会の福祉推進に役立つことを希い、ここに倫理要綱を定めました。

  1. 施設の使命
    施設を利用する人たちが、その長寿を喜びとして満足度の高い生活を創造し、感謝の中に天寿を全うされることを目標とし、その達成のために、文化的で暖かい生活環境を整え、適切且つ良質なサービスの提供に励むことを使命とする。
  2. 施設運営と運営の公正遵守
    施設は社会資源として公的援助に守られ、地域社会の支持を受けて行う事業であることを深く認識し、公正、清明且つ健全な経営と、公平で進歩的な運営に努力する。
  3. 職員の資質向上
    豊かな、良質なサービスは、職員のすぐれた品性と、持続的な学習によらなければ生まれ得ぬものである。施設職員はこのことを強く心に留め、個々の立場で自己の専門的能力と品性の向上に努力すると共に、各職部間のよきチームワークの成立を志す。
  4. 地域活動の点かいと推進
    社会福祉法人は社会の福祉推進の拠点と認められている。当然私たちは地域社会の多様なニーズに、いつでも具体的、専門的に対応できる可能性の蓄積に常に努力し、その役割を果たしてゆきたい。
  5. 安全確保の責任と準備
    施設は利用者の生命の安全を守る責任がある。火災予防をはじめ、不慮の災害発生に対し緊急連絡体制、生活物資の確保、避難順路(方法)確立等、万全の備えを期すべきである。

平成 7年 2月 策定


職員憲章


自分にしてもらいたいと

望むとおり

人にもそのようにしなさい

聖書 ルカによる福音書 6章 31節


一、私たちは、「奉仕と隣人愛」を基本理念として、社会福祉の推進に努めます

一、私たちは、  ご利用者の人権を尊重し、福祉の心を持って全人的な支援を行います

一、私たちは、  自己の専門的能力と品性の向上に努め、明るい職場づくりを目指します

平成18年 6月 策定